ダーウィンは、「種の起源」の第5版まで「進化」という言葉を使っていなかった。当時、生物の進化は「転成」と表現していたのだ。「進化」という言葉について、生物学史研究者の松永俊男さんは著書「チャールズ・ダーウィンの生涯」で「『進化』には『目標をめざした進歩』という意味がからみついている。(中略)(進化を使えば)進歩を含意していると理解し、進化論は人間社会にも拡張できると考えるのは当然の成り行きであった」と解説する。
だからといって、誤った解釈を、そのまま使っていいことにはならない。最近話題になった自民党の憲法改正に関する漫画のキャラクター「もやウィン」だ。
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