メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

波のまにまに

「草木も生えぬ75年」=戸田栄

 じめじめとした日が続く。一年の中で梅雨が最も苦手だが、あれだけ猛威をふるった新型コロナウイルスにも似たところがあるようだから妙な感じだ(だが、復活の兆しも!?)。自宅の鉢植えのアジサイは今を盛りとばかりに咲いている。テレワークの多かった鉢守りが今年はせっせと水やりをしたせいか、すくすくと成長した。コロナ禍などどこ吹く風で、人間世界の混乱を忘れさせてくれる。

 さて、来月に被爆75年の夏が迫っている。被爆直後の広島、長崎では、広がる原子砂漠への絶望感を言い当てた「草木も生えぬ75年」という言葉が広まった。それほどの間、元に戻らない焦土と化したという意味だ。原爆報道に長く携わってきて、その75回目の夏は重要な節目の年で、大がかりな取り組みが必要だと考えてきた。ところが、コロナ禍で取材も困難となる、予期せぬ展開となった。

この記事は有料記事です。

残り572文字(全文934文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. “お蔵入り”大阪市長の肝煎り学校のフェースシールド 医療界が止めた理由

  2. ベトナムで感染力強い型のコロナ流行か 首相「拡大防止へ重要な時期」

  3. 療養ホテル、沖縄は1カ月半「ゼロ」 菅氏が批判、知事は「予想より早く感染者増えた」

  4. ORICON NEWS 香取慎吾「こんなにテレビ出れないか」独立から3年のホンネ 草なぎの大河出演にガッツポーズ

  5. 奈良の感染者の26% コーヒーの香り、カレーの味分からず 発熱から数日後

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです