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久留米・給食事故 2審も原告請求棄却 市の説明義務違反は認め賠償増額 福岡高裁

判決後に会見する母親の河村和美さん(左)と八尋光秀弁護士=福岡市中央区の福岡県弁護士会館で2020年7月6日午後3時17分、宗岡敬介撮影

 福岡県久留米市立久留米特別支援学校で男性が給食中に窒息して重い脳障害を負ったとして、男性側が市と独立行政法人日本スポーツ振興センターに計約1億9000万円を求めた訴訟の控訴審判決で、福岡高裁は6日、1審・福岡地裁久留米支部判決(2018年8月)を支持してセンターへの請求を棄却した。山之内紀行裁判長は1審に引き続き、同一部位の障害については事故で障害の等級が重くなった場合だけ見舞金を支給するとした文部科学省令を「一定の合理性がある」と判断したうえで、男性の事故を「同一部位の障害」だとした。

 一方、山之内裁判長は、市に対しては1審判決を変更。学校側が男性の摂食状況などを直ちに母親に情報提供しなかった説明義務違反があると指摘し、「説明すれば看護師による医療的ケアが実施され、窒息には至らなかった」として1審で認めなかった障害との因果関係を認定。1審で500万円とした賠償額を約3800万円に増額した。

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