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すぐそこ世界ごはん

東海地方は、日系人や技能実習生など世界各地の人たちと共生する多国籍社会だ。その多様性を反映するように、身近に各国の料理を楽しめる店が増えている。心と胃袋を世界に連れ出す、そんな店をシリーズで紹介する。

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パキスタン料理「インターナショナル・ビレッジ」 看板なくとも集う味 /愛知

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料理を手にするカムランさん。右皿がマトンのプラオ、左皿がチキンのドピアザ=愛知県弥富市で
料理を手にするカムランさん。右皿がマトンのプラオ、左皿がチキンのドピアザ=愛知県弥富市で

 まず、店構えに驚いた。トタンに囲われたヤード(車を解体・保管する作業場)の中にあるコンテナハウス。外にパキスタンの国旗がはためくが、看板はない。恐る恐るドアを開くと、異国情緒あふれる、広々したレストランが現れた。パキスタン料理店「インターナショナル・ビレッジ」には、多国籍の人々が集う。

 なぜ看板を出していないのか。パキスタン人のシェフ、カムラン・マホメッドさん(49)に尋ねると、「看板がなくても忙しいよ。遠くからでもお客さんが来る。本場の味だからね」と胸を張った。

 メニューはカレー、ご飯もの、ケバブなど多種にわたり、日替わりでホワイトボードに英語で手書きされる。人気は「チキンのドピアザ」で、炒めたタマネギやピーマンが入ったカレーの一種という。「ビリヤニ」や「プラオ」といった米料理も評判だ。

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