メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「ゴーン」ごう音を残し消えた鉄橋 濁流に息をのむ住人ら 九州豪雨

どしゃ降りで冠水した市街地。やっと水が引き、復旧作業中だっただけに、被災者の間に徒労感がただよった=熊本県人吉市で2020年7月7日午後3時52分、望月亮一撮影

 豪雨被害は九州全域に広がった。4日未明の記録的豪雨で球磨川を氾濫させ熊本県南部に甚大な被害をもたらした梅雨前線は6日から7日にかけて、九州北部でも激しい雨を降らせ、大分、福岡両県などを流れる筑後川を氾濫させた。氾濫地点の大分県日田市や福岡県大牟田市などでは浸水被害が相次いだ。一方、球磨川沿いの被災地では安否不明者の生存率が下がるとされる「発生後72時間」を超えた。先の見えない長期避難を強いられ、疲労の色が濃くなってきた被災者らは「いつまで降るのか」とやりきれない表情で無情の雨を見上げた。

 大分県や福岡県を流れる筑後川水系では河川の氾濫が起き、大分県日田市で1人が行方不明になった他、流域の住宅や交通網に被害が出た。住民たちは押し寄せる濁流に言葉を失った。

 同県日田市北友田では花月川との合流点付近で筑後川が氾濫し、住宅や店舗などが浸水した。市職員の財津智昭さん(54)によると、7日午前7時過ぎから急激に水かさが増し、川に近い市営住宅など民家二十数棟が最大で約1・5メートルの浸水被害に遭った。自治会長の吉冨直樹さん(73)は「あっという間だった。まさか川の水がここまで上がってくるとは」と驚いていた。

この記事は有料記事です。

残り806文字(全文1311文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「ヘルパーからコロナ感染し死亡」 82歳女性の遺族が介護事業所を提訴 広島

  2. #最後の1年 コロナ禍の受験シーズン 最後を決めたサッカー部員と母の思案 横浜市立旭中

  3. 「前例ない決定、菅首相がなぜしたかが問題」学術会議任命外された加藤陽子氏コメント

  4. フランス料理のシェフ、関根拓さん死去 39歳

  5. ORICON NEWS 江頭2:50、大川興業を退社 公式サイトで報告「ありがとうございました」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです