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#最後の1年

陸上銀メダリストが流した2度の涙 中高生に訴える「仲間」の大切さ

リオデジャネイロ五輪男子400メートルリレー決勝で銀メダルを獲得して喜ぶ飯塚翔太(左から2人目)ら=リオデジャネイロの五輪スタジアムで2016年8月19日、三浦博之撮影

 新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、学生スポーツ界で最高学年を迎えた選手たちの心に迫る連載「#最後の1年」。喪失感や悔しさ、そして希望、さまざまな思いに寄り添う先輩アスリートからのエールを紹介する。

 陸上人生で泣いたのは、中学と高校の最高学年で出場した、それぞれの全国大会の2回だけです。涙を流した理由は対照的でした。

 中学3年の全日本中学校選手権は大会前に座骨神経痛になってしまいました。脚を上げるだけで痛く、練習も全くできない状態でした。100メートルを棄権し、得意の200メートルだけ「どうしても出たい」と強行出場しました。結果は予選落ち。走っている途中で痛みが出て他の選手に置いてゆかれ、レースがすごく長く感じました。

 自己記録からすれば、決勝で上位争いができるはずでした。ライバルたちが200メートル準決勝を走っている様子をスタンドの端の方で見ていると、悔し涙があふれてきました。その時に「絶対に高校でしっかり陸上をやろう」と誓ったことを覚…

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残り1102文字(全文1530文字)

小林悠太

毎日新聞東京本社運動部。1983年、埼玉県生まれ。2006年入社。甲府支局、西部運動課を経て、16年から東京本社運動部。リオデジャネイロ五輪を現地取材した。バドミントン、陸上、バレーボールなどを担当。学生時代、184センチの身長を生かそうとバレーに熱中。幼稚園児の長男、次男とバレーのパスをするのが目下の夢。

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