メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 江戸時代、公職選挙法違反で逮捕された人はいなかった。選挙がないのだから公選法もなく、違反のしようもないのである。そう考えると票の取りまとめのためにカネを配るという発想は、選挙制度とともに生まれたことになる。民主主義は、民主国家なら放っておいても実現するというわけではない。数々の複雑な仕組みを皆が守っていかねば実現できない。

 公選法は275条まであり、条の下に細則があって非常に細かい。その細かさは一言で言うと、カネで票が取れるようなやり方を排除するためである。公選法の第1条にはその目的が記されている。「選挙が選挙人の自由に表明せる意思によつて公明且(か)つ適正に行われることを確保し、もつて民主政治の健全な発達を期すること」である、と。民主主義を実現するにはこれを守るしか方法はないのだ。国であろうと自治体であろうと平然…

この記事は有料記事です。

残り412文字(全文775文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 見えたー! ペルセウス座流星群がピーク迎える 天の川と「競演」

  2. キャバクラ暴行死 未婚10代母、遠い自立 娘残し無念

  3. 御巣鷹墜落事故で救出、今は3児の母に 川上慶子さんの伯父が振り返る35年

  4. 国は我々の死を待っているのか 「黒い雨」訴訟原告 怒りと落胆

  5. ORICON NEWS セクゾ松島聡、1年9ヶ月ぶり活動再開を発表 18年11月よりパニック障害の療養で休止

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです