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相馬野馬追、苦難の時代 空襲警報の後、出陣/弓矢使い神旗争奪 新文書発見 戦中・戦後の様子判明 /福島

相馬野馬追の収蔵資料を紹介する二上文彦学芸員=福島県南相馬市博物館で

 南相馬市博物館で開かれている、相馬地方の伝統行事「相馬野馬追」を紹介する収蔵資料展で、太平洋戦争中から戦後間もないころにかけての野馬追の様子を示す文書が初公開されている。文書は今年発見されたもので、空襲警報の脅威の中での出陣など、特有の時代が映し出されている。8月23日まで。【高橋秀郎】

 新資料は1943~47年、騎馬武者でつくる相馬野馬追講武会(騎馬会の前身)が助成金を得るために作成した報告書類。今年3月に収蔵資料を整理する中で見つけた。

 戦時中の野馬追は戦意高揚の性格が濃く、神旗争奪戦は戦勝祈願の神旗を空に打ち上げた。終戦直前の45年7月15日には、朝から空襲警報が発令されたが、解除後に110騎余が出陣し観衆が集まった。神旗争奪戦は、物資不足のためか火薬を使わず、弓矢で神旗を飛ばす異例の方法で行った。

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