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九州、氾濫広がる 線状降水帯、川の流れに重なり

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 4日に熊本県内各地で甚大な被害をもたらした梅雨前線は、6~7日にかけて九州北部にも激しい雨を降らせ、大分、福岡両県を中心に水害が相次いで発生した。九州地方はこれまでも、梅雨末期に梅雨前線が停滞し豪雨災害に見舞われてきたが、近年被害が深刻化している背景に何があるのか。

 「警戒はしていたが、あそこまで水位が上がるとは思わなかった」。7日朝、大分県日田市を流れる九州最大の1級河川、筑後川(全長143キロ)が氾濫し、工場などが立地する一帯が水につかった。堤防間の川幅が200メートル以上ある場所でやすやすと越水を許したことに、市職員は衝撃を受けた。

 国土交通省によると、5日午後6時時点で1・2メートルだった水位が6日夜に4メートル台に。いったんは落ち着いたものの、7日午前7時には氾濫危険水位を超え、同8時に5・3メートルに達して氾濫した。

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