米FBI長官、中国スパイ行為「国民が大きな被害」 講演で具体例挙げ批判

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【左】トランプ米大統領【右】中国の習近平国家主席
【左】トランプ米大統領【右】中国の習近平国家主席

 米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は7日、米シンクタンク「ハドソン研究所」で講演し、中国がスパイ行為や知的財産の窃取などをしているとして、「世界で唯一の超大国になるため、国全体であらゆる手段を講じている」と批判した。その上で、米政府や大企業だけでなく、「国民が大きな被害に遭っている」と強調した。FBIトップが具体的事例を挙げて、中国批判を展開するのは極めて異例。

 レイ氏は、2017年に米大手調査会社「エクイファクス」がハッキングに遭った事件を挙げて、「中国人民解放軍が関与し、約1億5000万人の個人情報が盗まれた」と説明した。FBIが現在捜査中のスパイ防止案件約5000件のうち約半数が中国に関連しているという。今も新型コロナウイルスの研究をしている製薬会社や研究機関へのサイバー攻撃が行われているとも明らかにした。

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