ロシア連邦保安庁、有力紙元記者を逮捕 「言論統制強化」に抗議広がる

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ロシア連邦保安庁(FSB)本部庁舎=モスクワで、真野森作撮影
ロシア連邦保安庁(FSB)本部庁舎=モスクワで、真野森作撮影

 ロシア連邦保安庁(FSB)は7日、露有力紙コメルサントの元記者で国営宇宙企業「ロスコスモス」顧問のサフロノフ氏(30)を国家機密を流出させた国家反逆容疑で逮捕した。ロシアでは6日にも別の女性記者がテロ行為を「正当化」する論評をしたとして有罪判決を受けたばかり。露メディアの記者からは「言論統制の強化」に抗議する動きが相次いでいる。

 露メディアによると、サフロノフ氏は2017年、北大西洋条約機構(NATO)に加盟するチェコの情報機関に対し、ロシアと中東諸国などとの軍事技術協力に関する国家機密を渡した疑いが持たれている。情報は最終的に米国に伝えられたという。国家反逆罪の審理は通常、非公開で行われ、有罪になれば最長で禁錮20年の可能性がある。サフロノフ氏は容疑を否認しており、拘束が伝えられた後にはFSBの庁舎前で元同僚記者らが抗…

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