岐阜、長野両県 一時「大雨特別警報」 下呂で飛驒川が氾濫

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 停滞する梅雨前線の影響で数十年に1度の大雨が予想されるとして、気象庁は8日午前、岐阜、長野両県の自治体に大雨特別警報を出した。雨量が基準を下回る見通しのため、正午前に警報に切り替えた。ただ、河川の氾濫などが発生しているとして、身の安全を確保するよう呼びかけている。

 岐阜県によると、同県下呂市萩原町中呂付近で飛驒川が氾濫し、JR高山線禅昌寺駅付近の民家4棟が床下浸水した。県警によると、8日午前8時25分ごろ、高山市朝日町西洞の住宅で「土砂が流入した」と通報があった。付近で土砂崩れがあったとみられ、家には、夫婦と親族とみられる70~90代の3人が取り残されているが、大きなけがはないという。

 気象庁によると、北上した梅雨前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、山沿いを中心に激しい雨が降った。8日午前2時ごろまでの3時間降水量は、下呂市で135ミリ、高山市で104ミリに上り、いずれも観測史上1位を更新した。8日夕にかけて土砂災害や河川の増水・氾濫、浸水被害などに最大級の警戒が必要としている。

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