メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

なぜ検察は現金受け取り側を立件しないのか 河井夫妻起訴を可能にした「取引」と執念

河井克行前法相(左)と案里参院議員

 2019年参院選を巡る選挙違反事件は8日、前法相の河井克行衆院議員(57)と案里参院議員(46)の夫妻が否認を貫いたまま起訴され、争いの舞台は法廷に移る。検察は立証に自信をみせるが、大規模買収事件の審理は長期化も見込まれる。

 捜査の焦点は、夫妻が票の取りまとめを依頼する目的で現金を配っていたと証明できるかどうかだった。参院選は19年7月4日公示、同21日投開票だが、夫妻による現金配布は、案里議員が自民党公認を得た3月から投開票後の8月まで続いた。4月には、現金を受け取った議員らが出馬した広島県議選や広島市議選もあり、「当選祝いだった」との主張を突き崩す必要があった。

 捜査を大きく前進させたのは、現金提供先を詳細に記した「買収リスト」だった。広島地検は今年1月、克行議員のパソコンを押収し、消去されたリストを復元。地方議員らのスマートフォンや、克行議員らが使った車のカーナビゲーションから全地球測位システム(GPS)の位置情報と照合し、夫妻が現金を渡した日時や場所を特定した。

この記事は有料記事です。

残り2072文字(全文2514文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS 吉沢悠が新型コロナ感染で入院 「咳、背中の痛み…」PCR再検査で「陽性」確認

  2. 菅官房長官、アベノマスクしないのは「暑そうで」 ネット番組で

  3. 「うがい薬発言で現場混乱」 大阪府歯科保険医協会が吉村知事に抗議

  4. 朝鮮人追悼式 小池都知事、今年も追悼文を出さない意向

  5. 中村文則の書斎のつぶやき コロナから逃げる政権

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです