大学も受験生も混沌…異例ずくめの今年度入試=澤圭一郎
毎日新聞
2020/7/9 09:30(最終更新 7/9 09:36)
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コロナ禍で、今年度の入試の見通しは混沌(こんとん)としたままだ。先ごろ、大学入学共通テストのスケジュールなどが公表されたが、追試も含めてナショナルテストを3回実施するのは初めてになる。3回目に当たる「追試」は、さすがに作問が間に合わず、大学入試センター試験の予備問題を使うことになるようだが、これをとってもみても、混沌具合が見てとれる。
最初に実施する共通テスト(第1日程・2021年1月16、17日)はもともと計画されていた試験なので、英語の民間試験と記述式問題が採用されなくなった変更はあったが、実施する側は予定通りに進められる。問題は、その2週間後に設定された次の日程(第2日程・1月30、31日)だ。高校3年生の学習の遅れを勘案し、2週間遅れの試験だが、全都道府県に会場を設けるという。会場がどこになるかは未定だが、普通に考えれ…
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