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なるほど脳

冬眠引き起こす仕組み、研究進む=中村克樹 /愛知

雪穴で冬眠するクマ=円山動物園提供

 冬眠という言葉は聞いたことがありますよね。岩波生物学辞典で調べると、「動物が生活活動をほとんど停止した状態で冬をすごすこと。ふつうは恒温動物の季節的な非活動状態を指すが、広義には変温動物の越冬にも適用される」とあります。厳密にはカエルではなく、哺乳類や鳥類に使う言葉なんです。

 話が少し脱線しますが、恒温動物は体温を高く一定に保ちます。このことは学習に非常に重要です。体温が高いと体中のいろいろな反応が速くなります。一般的に学習には、何度も間を空けずに繰り返すことが重要です。高い体温でなければ、なかなかできません。だから、哺乳類と鳥類は他の動物よりもさまざまなことを速く学習できるのです。

 恒温動物は、体温を維持するために食物からエネルギーをたくさん取らなければなりません。ところが、冬には食物が乏しくなり、十分なエネルギーを取ることができなくなります。冬眠は、こうした環境で生きのびるための動物の適応なのです。

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