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(上)都知事選、野党競合でも出馬 山本太郎氏「実験」の狙い

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記者会見で都知事選への立候補を表明したれいわ新選組の山本太郎代表=参院議員会館で2020年6月15日午後2時17分、滝川大貴撮影
記者会見で都知事選への立候補を表明したれいわ新選組の山本太郎代表=参院議員会館で2020年6月15日午後2時17分、滝川大貴撮影

 れいわ新選組の山本太郎代表は5日投開票の東京都知事選で、当選した小池百合子知事の366万票に大きく引き離され、65万票の得票にとどまった。立憲民主、共産、社民の野党3党が支援した宇都宮健児氏も次点ながら84万票と伸ばせず、立憲からは「野党が塊にならなければ、全く歯が立たない」(逢坂誠二政調会長)と恨み節が漏れた。なぜ山本氏は、他の野党のひんしゅくを買いながらも出馬したのか。安倍政権打倒の戦略はあるのか。

 「すでに宇都宮氏が出馬を表明している。手を引くべきではないか」「野党間で競合すれば、支持者離れが起きかねない」

 知事選告示が1週間後に迫った6月11日。山本氏がれいわの総会で立候補の可否を諮ると、出席者からは多数の自重論が上がった。圧倒的な知名度を誇る小池知事に対抗するには、野党が結集するしかない。それを崩せば、野党支持層の批判を浴びかねない。しかも宇都宮氏と山本氏は…

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