東京224人感染「倍は不安」　都民や近隣県民、驚きとショック

　東京都内の1日当たりの感染者数が過去最多の224人に上ったことに対し、都民や近隣県民からは驚きと不安の声が上がった。

　取引先と食事をするためJR新橋駅（港区）前で待ち合わせをしていた会社員、池田勝樹さん（57）＝同区＝は「検査数自体が増えているのだろうから、それほど心配してはいない。ただ、これからは感染拡大を抑制できるように考えながら生活しないといけない。今日の会合も屋根のあるテラス席を選ぶなど気を付けている」と話した。

　一方、横浜市から同駅に来ていた男性会社員（26）は「感染者数の多さに驚いた」とショックを受けた様子。「3月ごろから緊急事態宣言が解除されるまでは極力外出しないようにしていたが、最近は気が緩んでいた。できる限り自粛を続けたいと思うが、経済に与える影響も不安だ」と語った。