県は9日、コメの高温障害を避けるための「フェーン緊急情報」を新たに発信することを決めた。2019年にフェーン現象による高温障害で県産コシヒカリの1等米比率が約2割と激減したことを踏まえ、農家に早めの対策を呼びかける。
この日開いた、異常気象への対応策などについて農業関係の部署やJA、気象台などと話し合う会議で公表した。
緊急情報は、稲の出穂期で高温障害になりやすい7月下旬~9月上旬に発出する。気象台の台風情報や週間天気予報に基づき、フェーン現象が県内で起きる5日前を目安に、県がホームページや地元の土地改良区などに情報を提供。田んぼの温度が上がらないよう、田に十分に水をためることなどを求める。
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