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三条市が2021年4月を目指す公立工業系大学「三条市立大学」(仮称、同市上須頃)の開学の準備が進んでいる。燕三条地域初の4年制工業大学で、市は「ものづくりの町・三条の技術力を肌で感じることのできる学校」とPRする。【北村秀徳】
7日、同大のロゴマークが発表された。同市出身のデザイナー、石川竜太さんが考案。「大学」の学の旧字体をモチーフに、「學」の字の中に三条の「三」の字を組み込んだ。名物の六角凧(たこ)をイメージした六角形で、「凧が大空に舞い上がるように、学生たちに飛躍してほしい」との願いを込めた。
国定勇人市長は同日の記者会見で「ものづくりは機械が全てを解決するわけではない。商品開発の課題を探るなど、人の力を育むのがものづくりの町の宿命」と述べ「地域の企業に入り込んで、五感で技術が獲得できるのが(同大の)唯一無二の特徴」と期待を込めた。
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