先日、宮城県内で中古の空き家物件を二つ見に行った。両方とも市街地の土地付き一戸建てで、価格は300万円ほど。築50年以上の古い家ではあるけれど、昔ながらの木製建具がかわいらしく、また、長きにわたって人が大切に住んできた家特有の、穏やかで落ち着いた雰囲気に満ちている。ちいさな庭がついていて、居間から眺められるのもうれしい。
都会で暮らしていると、300万円で庭付き一戸建てを買えるなんて夢にも思わないだろう。それが地方へ行くと可能になる。可能どころか、歓迎されることが多いかもしれない。少子高齢化や人口減少に加え、地方では空き家の増加が問題になっているためだ。
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