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20年代後半にも日本人が月に? 米探査計画、共同宣言に署名 飛行士選抜は「白紙」

米国の有人月面探査計画「アルテミス計画」に関する共同宣言への署名を終え、モニターに映る米航空宇宙局のブライデンスタイン長官(中央)に手を振る萩生田光一文部科学相。左は在日米国大使館のニック・ヒル首席公使代理=文科省で2020年7月10日午前8時56分、佐々木順一撮影

 萩生田光一文部科学相と米航空宇宙局(NASA)のジム・ブライデンスタイン長官は10日、オンラインで会談し、米国の有人月面探査計画の日米協力に関する共同宣言に署名した。日本人宇宙飛行士の月面や月周辺での活動について盛り込まれ、早ければ2020年代後半にも、日本人飛行士が月面に着陸できる道が開けた。

 米国は24年に女性飛行士を月面に着陸させる「アルテミス計画」で、新宇宙ステーション「ゲートウェイ」を月の周回軌道上に建設し、以降の月探査の拠点とする。共同宣言には、ゲートウェイに搭乗する日本人飛行士の人数や、月面での活動機会について、詳細を検討する方針が記載された。ただ、日本人が月面着陸できるとは明記されていない。

 文科省は25年以降、まずは日本人飛行士がゲートウェイに搭乗する機会があると想定する。ゲートウェイが完成して月面探査が本格化する28年以降に、日本人飛行士が月面に着陸するチャンスがあるとみている。現在の国際宇宙ステーション(ISS)の枠組みと同様、宇宙飛行士の活動機会は参加各国の貢献度に応じて得られる見通し。

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