日本に豪雨を降らせた特異現象 インド洋と太平洋水温の重なった周期

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記録的大雨をもたらした
記録的大雨をもたらした

 九州を中心に大きな被害を出した記録的大雨は、遠く離れたインド洋と太平洋で、日本への湿った空気の流入が強まる気象条件が同時に発生したためと考えられることが釜江陽一・筑波大助教(気象学)の解析で明らかになった。どちらか一つでも条件が合えば日本は大雨になる可能性が高まるが、今夏は二つの条件が重なる珍しい気象状況という。

 気象庁によると、3~9日の総雨量は、鹿児島県鹿屋市で1081ミリ▽高知県馬路村で1077ミリ▽和歌山県田辺市で1051ミリ――と1000ミリを超えた。4日は熊本県の天草市で1時間に98ミリ、球磨村で同83・5ミリとそれぞれ観測史上1位の豪雨を観測。大分県日田市では8日午後4時までの72時間に観測史上最多の862ミリが降った。10日以降も広い範囲で強い雨が続くと予想されている。

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