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「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」 ツイートが大反響を呼んだ三つの視点

ポテトサラダ=藤井達也撮影

 「母親なら、ポテトサラダくらい作ったらどうだ」――と、買い物の時に高齢男性に絡まれる母親を目撃したというツイートが8日の投稿以来、大きな反響を呼び、10日現在13万リツイートに達している。投稿主も母親だという。真偽のほどは分からない。ただ、この投稿をきっかけに自身の体験を語る投稿は多く、共感を呼んだことは確かだ。このツイートはなぜ人々の心を捉えたのか。専門家と共に考えた。【山内真弓/統合デジタル取材センター】

 ツイートの概要はこうだ。

 幼児を連れた女性が総菜パックを手にしているのを見た高齢の男性が「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言い放ち、立ち去った。娘と一緒にいた投稿者は「大丈夫ですよ」と念じつつ、総菜パックを手にしてうつむく女性の目の前でポテトサラダを2パック、手に取った――。

 ツイートには投稿者を応援する内容も多かったが、目立ったのは似たような体験談だ。

 「子供と散歩に行ったら、道行くおじいさんに『赤ん坊のうちからジーパンをはかせるのはよくない。統計的に礼儀を知らない子供に育つから』と教えられた」

 「病院で娘に絵本を読んで順番を待っていたら高齢の男性に『ボソボソ読まずもっとはっきり読んであげなさい、親がしっかり言葉を教えてあげないと』って注意されたことがある」

 母親が見知らぬ男性に絡まれることは珍しくない。「女性は無知」という前提で男性が説教をするそうした行為は最近「マンスプレイニング」と呼ばれる。ツイートが反響を呼んだ理由の一つに、同じような体験をした人が多いということがありそうだ。

 自身も小学生を育てる藤田結子・明治大教授(社会学)もこうツイートした。

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残り970文字(全文1669文字)

山内真弓

2007年入社。水戸支局などを経て、東日本大震災後の仙台支局へ。2020年春から東京・統合デジタル取材センター。記者として心掛けているのは、見えにくい日常を描くこと。2児の母で、保活(保育園探し)を6回して疲れ果てたため、地域の子育て環境に関心がある。

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