ヒト受精卵にゲノム編集 基礎研究の指針案了承 厚労・文科省
毎日新聞
2020/7/10 19:49(最終更新 7/10 19:50)
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厚生労働省と文部科学省の合同部会は10日、ゲノム編集技術を使ってヒトの受精卵を改変し、遺伝性疾患の原因解明や治療法を探る基礎研究を進める上での指針案を了承した。併せて不妊治療に役立てる目的に限り、提供された精子と卵子から新たに受精卵を作り、ゲノム編集で改変する基礎研究に関する別の指針案も了承した。
ヒト受精卵にゲノム編集を用いる基礎研究はこれまで、不妊治療で余った受精卵を不妊治療に役立てる目的に限って認められてきた。政府の総合科学技術・イノベーション会議…
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