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デマに苦しんだ横浜中華街 コロナ終息後を見据え新しい姿を模索

広東料理店「桂宮」で調理人(左)に声をかける店長の梁偉結さん=横浜市中区で2020年6月25日、洪玟香撮影

 新型コロナウイルスの影響が直撃した横浜中華街(横浜市中区)は休業した店の約7割が営業を再開し、客足は少しずつ戻りつつある。一時はインターネット上に出回ったデマに苦しめられ、廃業した店もあった。すべてが元通りになることはないものの、未来を見据え、客との新しいつながり方を模索している。

 「いらっしゃいませー。ランチはいかがですか」。7月上旬の平日、中華街にはマスク姿の店員がかける元気な声が響いていた。通りにはビジネスマンやカップルの姿があり、緊急事態宣言が出ていた時期に比べて客足が戻ってきたように見える。だが、店側はまだ厳しい捉え方をしているようだ。

 広東料理店「桂宮(けいきゅう)」は3~5月にかけて、月約1000万円あった売り上げが9割以上落ち込んだ。7月中に店内に空気清浄機を取り付け、テーブルにも飛沫(ひまつ)対策のアクリル板を置く予定だが、以前のような活気を取り戻すにはまだ時間がかかるとみている。店長の梁偉結(りょういげつ)さん(35)は「なかなか店の中に入ってくれない。店内の飲食にはまだ抵抗があるのかもしれない」と話す。

 中華街は、1月中旬ごろから広がったデマによって深刻なダメージを受けた。国内初の感染者が神奈川県内に住み、中国・武漢市に渡航歴のある中国人男性と判明すると、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で「中華街は危険」「中華街と中国人に接触しないよう気をつけよう」といった投稿が相次いだのだ。この男性は相模原市内の病院に入院して…

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