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アイヌとともに・新法のその先へ

/下 今も回復されぬ権利 サケ漁「取り戻したい」 /北海道

祖父の写真を手にする萱野志朗さん=北海道平取町二風谷地区で

 「ある日、警察官が突然やってきて父を連行していった。家族や近所の人に食べさせるためにサケを取ったことが密漁とされたんだ。そのとき片方は眼球のない父の両目から涙が出ていた」

 平取町出身でアイヌ民族初の国会議員となった故萱野茂氏は生前、脳裏に刻まれた幼少期の光景を次男志朗さん(62)に恨み節でかみしめるように語っていた。

 志朗さんは言う。「この話は父が小学校に入る前のことだから90年ほど前の出来事。そのころには狩猟・採集民族だったアイヌのサケ漁は禁じられていたんだよ」

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