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市長「基地対策に全力」
悪天候で4日遅れの飛来となった陸上自衛隊の垂直離着陸輸送機V22オスプレイの一番機が10日、木更津駐屯地(木更津市)へ降り立ち、5年の暫定配備が始まった。近くの公園では配備に反対する住民グループが「オスプレイはいらない」などと、声を張り上げた。渡辺芳邦市長は同駐屯地内で到着を見守り「市民の負担を軽減できるよう基地対策に全力を挙げて取り組む」と述べた。【浅見茂晴】
反対運動を続けてきた「オスプレイ来るな いらない住民の会」のメンバーら約150人は、市内の内港北公園に集まった。午後4時ごろ上空に姿を表すと「オスプレイはいらない」「オスプレイは帰れ」などとシュプレヒコールを上げた。同市の渡辺杏珠さん(55)は「悪天候で来られなかったことが使い物にならない証拠。こんな機体を買ったのは世界の笑いもの」と話したが、配備後の騒音を心配していた。同会は9日、防衛省に配備…
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