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フェンスの先で何が… 米軍で感染拡大、沖縄に不安 人数も行動も非公表

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米軍普天間飛行場に出入りする米軍関係者の車両=沖縄県宜野湾市で2020年7月9日午後4時、竹内望撮影(画像の一部を加工しています)
米軍普天間飛行場に出入りする米軍関係者の車両=沖縄県宜野湾市で2020年7月9日午後4時、竹内望撮影(画像の一部を加工しています)

 米軍人や軍属が日常的に基地の中と外を出入りしているにもかかわらず、米軍が基地内での新型コロナウイルスの感染の詳細な状況を明らかにせず、沖縄で不安が広がっている。米軍が基地外の民間ホテルを借り切って、転勤で入国した米兵らの2週間の隔離施設としていることも判明。米国の感染者は世界で最も多く、日本政府の入国拒否の対象国だが、米軍人らは日米地位協定で対象外。フェンスの向こう側での感染の実態が見えないことに地元では反発が強まっている。

 沖縄では7月に入って▽キャンプ・マクトリアス(うるま市)で1人▽普天間飛行場(宜野湾市)で6人▽キャンプ・ハンセン(金武町など)で10人――と基地内での感染が相次いで判明。11日にはさらに普天間飛行場とハンセンで45人の感染が明らかになった。

 米海兵隊はマクトリアスでの感染者については軍人の家族と2日に発表したが、その後の判明分については、人数や、軍人や軍属という身分など基本的な情報を自らは公表していない。9日には「感染者のプライバシーを保護する観点から、今後、新たな感染例については報道機関に発表しない」とした。

 米軍人や軍属らは食事や買い物で日常的に基地…

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