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どこへGo Toすれば… 外出配慮?旅行? 都民惑わす政策のちぐはぐ

新型コロナウイルス感染防止対策について記者会見する西村康稔経済再生担当相(左)と東京都の小池百合子知事。会見冒頭で西村担当相はマスクを外したが、小池知事は着けたままだった=東京都千代田区で2020年7月10日午後8時、喜屋武真之介撮影

 東京都の新型コロナウイルスの感染者数が連日200人を超えるなか、政府は観光産業などを支援する「Go Toキャンペーン」事業の一部を7月22日から開始すると発表した。政府が旅行代金の50%分を支援し、各地への旅行を促す。一方、東京都の小池百合子知事は都民に対し、都外への移動について配慮するよう呼びかけている。都民は一体どうすればいいのか? ちぐはぐな対応に、ネット上でもとまどいの声があふれている。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】

 新型コロナウイルスの感染者は10日、全国で約430人を記録。1日の感染者数が400人を超えたのは4月24日以来だ。東京都では1日に確認された数としては過去最大の243人になった。11日にも206人の感染が確認され、3日連続200人超えとなった。小池知事は7日には「都外への外出については、お気を付けくださいと配慮をお願いしたところです」と述べていた。

 第2波への警戒が急速に高まった10日、赤羽一嘉国土交通相が記者会見で「感染拡大防止と社会経済活動の両立に取り組むことが政府の方針。スポーツ観戦も予定通り行うということで、Go Toトラベル事業も進めていく」と表明したのだ。しかも、「旅行業界などから夏休みが始まるまでにキャンペーンを始めてほしいという強い要望が寄せられ、時期を大幅に前倒しすることにした」と、8月上旬だった開始予定を前倒しした。

 「Go Toトラベル」とは「Go Toキャンペーン」事業のうち観光分野の支援策だ。国内旅行を対象に、旅行代金35%分の割引と土産店などで使える15%分のクーポンを組み合わせ、旅行代金の計50%分を政府が支援する計画だ。クーポンの発行準備が間に合わないため、22日から35%分の割引が先行して実施される。支援額の上限は1泊2万円、日帰り1万円で、利用回数に制限はない。

 感染者数が急増している中での旅行促進策という間の悪さだけでなく…

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大迫麻記子

1999年入社。暮らしや経済、文化・スポーツを中心に、徹底したユーザー目線で「今」を伝えます。

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