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後を絶たぬ大相撲パワハラ 中川部屋閉鎖へ 「厳しさのはき違え」の根にあるもの

閉鎖になる見通しの大相撲・中川部屋=川崎市内で、村社拓信撮影

 大相撲で、またも不祥事が発覚した。中川親方(元前頭・旭里)による弟子たちへの暴力や暴言を伴うパワハラ指導が発覚し、7月場所の開催を目前に控え、相撲部屋も閉鎖される見通しとなった。これまでも再三、社会常識とのずれを指摘され、角界の暴力根絶に向けて全力を傾けてきた日本相撲協会にとっても、問題の根深さを改めて突きつけられた格好だ。【村社拓信】

 大相撲では2007年に時津風部屋で起こった力士暴行死事件をきっかけに、暴力根絶を進めてきた。序ノ口力士の態度に立腹した師匠が、兄弟子に過度の激しい稽古(けいこ)を意味する「かわいがり」を指示したことが事件の発端であり、「無理へんにげんこつと書いて兄弟子と読む」という言葉に象徴されるような暴力的な体質が顕在化。一般社会の常識とは懸け離れていることに大きな批判が起こったためだ。

 日本相撲協会教育研修担当顧問の櫟原(ひらはら)利明さんは「お相撲さんだから大目に見てもらえる時代では、もはやなくなった。暴力や暴言といった社会ルールを逸脱する行為は許されない」とハラスメントの排除に取り組む必要性を説明する。大相撲だけでなく…

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