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ニシン復活、着々と 稚魚放流25年 取り組み、次第に効果 日本海側で石狩湾系増加 /北海道

トラックに積まれた水槽からニシンの稚魚を放流する関係者=石狩湾新港で

 かつて日本海沿岸に繁栄をもたらしたニシンだが、一時は激減し、幻の魚ともいわれた。漁を活性化しようと1996年に始まった稚魚放流は今年25年目で、現在の漁獲量を下支えしている。ニシンを巡る四半世紀の取り組みを振り返った。【三沢邦彦】

 ◆育てる漁業

 白波の立つ海から暖かい強風が吹き付ける中、6月上旬の石狩湾新港で体長6センチほどの稚魚が水槽を積んだトラックから放流されていた。漁協関係者からは「今年の稚魚は昨年のより元気がいいな」との声が上がった。

 稚魚放流は、道の「日本海ニシン資源増大プロジェクト」として始まり、産卵場所の形成と放流後の資源管理と並ぶ3本柱の一つ。2008年からは漁協などを中心とした「日本海北部ニシン栽培漁業推進委員会」が引き継いだ。放流数は年間約200万尾。範囲は宗谷、留萌、石狩、後志地方にまたがり、08年からは後志南部から檜山地方でも実施されている。

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