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7割がプラごみ 琵琶湖の湖底清掃、レジ袋最も多く 滋賀県調査

2019年6月の赤野井湾での清掃活動で、琵琶湖の湖底から引き上げられたごみ=滋賀県提供

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 海洋プラスチックごみが問題になる中、1日にはレジ袋の原則有料化が始まった。滋賀県の調査で琵琶湖の湖底ごみの7割以上をプラスチックが占めていることが判明し、県は「レジ袋有料化がプラスチックごみ削減の取り組みにつながれば」と期待している。【菅健吾】

 県内各地では琵琶湖の湖底の清掃が行われている。守山市の赤野井湾は田園地帯を流れる八つの河川が流れ込むため、ごみが集積しやすい場所とされる。2018年から地域住民らによる清掃活動が実施されており、19年6月も約190人が参加した。県は回収したごみを調査し、20年2月に報告書を公開した。

 報告書によると、回収された湖底ごみは、2231リットル(重さ322・17キロ)のうち、プラスチックごみは1662リットル(同170・41キロ)で、体積比で全体の7割を占めた。プラスチックごみの内訳は、レジ袋などの袋類が最も多く、530リットル(同74・43キロ)だった。

 ビニール袋は折り重なるように堆積(たいせき)しているという。1990年の賞味期限が記載されたパンの袋なども見つかり、長期間にわたり分解されていないことが分かった。ビニール袋のごみはポイ捨てによるものが多いとみられる。報告書を作成した県琵琶湖保全再生課は「海外からの漂着ごみがない琵琶湖なら、自分たちの取り組みで改善が期待できる。レジ袋削減などの活動に力を合わせて取り組みましょう」と呼びかけている。

 プラスチックごみの減量などに取り組む県循環社会推進課は、10月にプラスチックごみに関する現状や削減の事例などを報告するシンポジウムを開催する予定で、プラスチックごみ削減に向けて啓発活動に力を入れる。同課の担当者は「県民一人一人が主体的にごみ削減を実践できるようなムーブメントにつなげたい」と願った。

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