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新型コロナ、都内感染再拡大の危機 今が踏ん張りどころ 東京都医師会・尾崎治夫会長

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インタビューに答える東京都医師会・尾崎治夫会長=東京都千代田区で6月25日、宮本明登撮影
インタビューに答える東京都医師会・尾崎治夫会長=東京都千代田区で6月25日、宮本明登撮影

 緊急事態宣言の解除から2カ月近く、やっと日常を取り戻した。そう思っていたら再びウイルスが忍び寄ってきた。東京都内の新型コロナウイルスの新たな感染者が12日には4日連続で200人を超え、このまま感染者が増え続けたら、医療体制はどうなるのかと不安も募る。東京都政にも太いパイプを持つキーマンの一人、東京都医師会の尾崎治夫会長(68)を直撃した。

 東京都千代田区の都医師会館。7階の会長室を訪れるのはおよそ2週間ぶりだ。テレビでおなじみのちょびひげはマスクで隠れていた。傍らには犬型ロボット「aibo(アイボ)」が控えている。アイボは尾崎さんがフェイスブックに投稿する際のよき相棒だ。<東京都医師会長から都民の方にお願い>と題し、アイボが撮影した写真を添えて投稿したのは3月26日のこと。<アイボが撮った写真です。……こうした平和が、あと2、3週…

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