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コロナ直撃 苦境に立たされるフリーランス 「名ばかり個人事業主」横行、遅れる法整備

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記者会見で休業手当の支払いなどを訴える「ヨギー」の労働組合委員長(左から2人目)ら=東京都千代田区で2020年6月12日午後1時46分、矢澤秀範撮影
記者会見で休業手当の支払いなどを訴える「ヨギー」の労働組合委員長(左から2人目)ら=東京都千代田区で2020年6月12日午後1時46分、矢澤秀範撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、企業と雇用契約を結ばず、個人事業主として仕事を請け負うフリーランスが苦境に立たされている。営業自粛や経営悪化などから一方的に仕事をキャンセルされても、雇用労働者が対象の休業手当の支給がなく、企業側に休業手当や雇用契約を求める動きも広がる。公正な取引や収入を保障するセーフティーネットの弱さが浮き彫りになった形で、政府も対策を急いでいる。【中川聡子、矢澤秀範】

休業手当の対象にならず

 「休業補償はないし、国の給付金も支給が遅い。綱渡りの生活です」。フリーランスの音楽講師として働く神戸市の女性(36)がため息をつく。ひとり親で、幼い2男3女を育てる。

 以前は大手の音楽教室の講師だったが、報酬が低い上、子の病気などで休みを取るのも難しかった。フリーになり、育児…

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