2日午前2時32分ごろ、関東などの上空を西から東へ流れる「火球」(強く光る大きな流れ星)が目撃され、その破片とみられる隕石(いんせき)が千葉県習志野市で見つかった。国立科学博物館(東京都台東区)が13日、発表した。「習志野隕石」として、国際隕石学会に名称の登録を申請するという。
科学博物館によると、火球が目撃されたのと同じ頃、習志野市の女性がマンション2階の自宅で「ガーン」という大きな音を聞いた。朝になって、女性が玄関前の共用廊下に石の破片があることを発見。4日にも、共用廊下の下にある中庭で二つ目の破片を見つけ、科学博物館が調べていた。
隕石に詳しい科学博物館の米田成一・理化学グループ長によると、破片はそれぞれ重さ63グラムと70グラム。二つは割れ目がきれいに合わさり、二つ合わせた時の幅は約5センチだった。いずれも放射性物質のマンガン52などが検出されたことから隕石と確認した。マンガン52は、宇宙空間で浴びた放射線「宇宙線」により生じ、放射能の強さが半分になるまでの時間「半減期」は約5・5日。他にも破片が別の場所に落下している可…
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