メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「死に追いやってしまった」「逮捕されるのが怖い」 木村花さん誹謗中傷 加害者の心情

名乗らずに悩みを相談できるNPO法人「あなたのいばしょ」のチャット相談画面=横浜市内で2020年7月9日午後4時7分、宇多川はるか撮影

 「花ちゃんの命を奪ってしまったかもしれない」「死に追いやってしまった」「苦しいです」――。5月に急死した女子プロレス選手の木村花さん(22)に対し、SNS上で誹謗(ひぼう)中傷を書き込んだ人たちの声が、取材を通じて浮かび上がった。花さんが出演していたフジテレビの人気リアリティー番組「テラスハウス」の演出にあおられ、心ない言葉を浴びせてしまった人たち。一人の命の重みを前に、今何を思うのか。【宇多川はるか、牧野宏美/統合デジタル取材センター】

 名乗らなくてもカウンセラーに悩みを相談できる相談窓口。NPO法人「あなたのいばしょ」が運営するチャットには、花さんの死去後、誹謗中傷を書き込んだという相談が、7月初旬までに10件あった。相談者は10代から30代の男女で、うち8件は10代女性だった。

 <もっとこうした方がいいよ、という気持ちで書き込んだ>

 <誹謗中傷だったのかも>

 <誰にも話せなかった>

 <私は生きていいのかわかんない>

 寄せられた相談の一例だ。代表の大空幸星(こうき)さん(21)は言う。「この相談をしてきた人も…

この記事は有料記事です。

残り1429文字(全文1893文字)

宇多川はるか

2007年入社。仙台支局で東日本大震災、横浜支局で相模原障害者施設殺傷事件を取材。2018年から統合デジタル取材センター。小児がん、保育、虐待など子どもを巡るテーマ、障害者福祉、性暴力、ハラスメントの問題を継続取材。

牧野宏美

2001年入社。広島支局、大阪社会部、東京社会部などを経て19年5月から統合デジタル取材センター。広島では平和報道、社会部では経済事件や裁判などを担当した。障害者や貧困の問題にも関心がある。温泉とミニシアター系の映画が好き。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 犬の散歩中、男性はねられ死亡 運転の大学生「LINE来たのでスマホを」

  2. 「Hey!Say!JUMP」伊野尾さんがコロナ感染 他メンバーは陰性

  3. 出た!大阪・梅田で人骨1500体超 別の場にもウメタ?埋葬想定より遅い江戸~明治

  4. 東京・足立の住宅に500人分の人骨 標本業者が放置か

  5. シリーズ・疫病と人間 あまりに悠長だ。政権も野党も国民も ファーストリテイリング会長兼社長・柳井正氏

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです