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検察官定年延長を問う

内閣の裁量で高検検事長らの定年延長を可能とする特例を盛り込んだ検察庁法改正案についてまとめます。

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検事総長に林氏 稲田氏は退職 政府が閣議決定

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林真琴氏=東京都千代田区で2020年5月27日、藤井太郎撮影
林真琴氏=東京都千代田区で2020年5月27日、藤井太郎撮影

 政府は14日の閣議で、稲田伸夫・検事総長(63)が退職し、後任に林真琴・東京高検検事長(62)を起用する人事を決定した。発令は17日。稲田氏は、慣例で就任からおおむね2年とされる検事総長の交代時期に差し掛かり、今月末には林氏が63歳の定年を控えていた。林氏は、賭けマージャン問題で辞職した黒川弘務・前東京高検検事長の後任として5月に着任し、昇格が有力視されていた。

 検察庁法は検察官の定年を63歳、検事総長のみ65歳と定める。2018年7月に検事総長に就任した稲田氏は63歳で続投も可能だったが、黒川氏の定年延長に端を発した一連の混乱や賭けマージャン問題で失墜した法務・検察組織の立て直しを林氏に託す形となる。引責を求める声もあったが、参院選を巡る選挙違反事件での河井克行前法相夫妻の起訴を見届け、身を引く判断をしたとみられる。

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