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東京は依然ファクス…政府のコロナ情報把握システム、自治体4分の1使わず 大阪、神奈川も停滞

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市民らからの電話相談に追われる保健福祉センターの職員=大阪市中央区役所で2020年4月30日午前10時5分、藤井達也撮影
市民らからの電話相談に追われる保健福祉センターの職員=大阪市中央区役所で2020年4月30日午前10時5分、藤井達也撮影

 政府が5月に運用を始めた新型コロナウイルス感染症の情報把握システム「HER-SYS」(ハーシス)の普及が遅れている。国、自治体、医療機関が感染者らの情報を共有できるようになるシステムだが、保健所が設置されている155自治体のうち、7月14日時点で4分の1の39自治体が利用を始めていない。独自システムを使う東京都、神奈川県、大阪府で切り替えに時間がかかっているためだという。国内初の感染者が確認された1月16日から半年たっても、全国的な情報集約システムが確立していない。

医療機関が入力、感染者自身が報告も

 HER-SYSは、新型コロナ感染症のPCR検査(遺伝子検査)や抗原検査の受検者の氏名や性別、連絡先、検査結果、入退院状況などを一元的に管理することを目指すシステムで、5月29日に運用が始まった。自治体や医療機関は専用のIDとパスワードでアクセスする。

 運用…

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