教諭がいじめをけんかと判断 安全配慮義務違反で県に賠償命令 熊本いじめ自殺控訴審

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判決後に記者会見した女子生徒の母親=福岡市中央区の福岡県弁護士会館で2020年7月14日午後3時12分、宗岡敬介撮影
判決後に記者会見した女子生徒の母親=福岡市中央区の福岡県弁護士会館で2020年7月14日午後3時12分、宗岡敬介撮影

 2013年に熊本県立高1年の女子生徒(当時15歳)が自殺した原因は同級生のいじめに対する学校の不適切な対応だったとして、遺族が県に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が14日、福岡高裁であった。矢尾渉裁判長は、教諭の不適切な対応を学校側の安全配慮義務違反と認定し、女子生徒に精神的苦痛を与えたとして慰謝料など220万円の支払いを県に命じた。

 女子生徒は13年度に入学し、学校付属の学生寮で生活。同年8月に実家で自殺した。1審・熊本地裁判決(19年5月)はいじめ行為への慰謝料などとして計11万円の支払いを元同級生に命じたが、県への請求は棄却。遺族が県のみを相手に控訴していた。

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