傾いた建物、生存者ノックに反応 取り残された84歳女性か 東広島の土砂崩れ

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
裏山が崩れて土砂が流入した住宅で、取り残された住人の捜索を続ける警察官ら=東広島市河内町宇山で2020年7月14日午後7時23分、中島昭浩撮影
裏山が崩れて土砂が流入した住宅で、取り残された住人の捜索を続ける警察官ら=東広島市河内町宇山で2020年7月14日午後7時23分、中島昭浩撮影

 梅雨前線の影響で14日、中国地方でも広島県と島根県で土砂崩れや河川の氾濫が起きた。早朝に裏山が崩れて2人が巻き込まれた東広島市河内町宇山の住宅では警察や消防による救出活動が夜まで続いた。市によると、住人の倉兼千代子さん(84)とみられる女性の生存が午後に確認される一方、長男茂実さん(55)とみられる男性は死亡し、見守っていた近隣住民らは複雑な思いをにじませた。

 断続的に降る雨の影響で14日午前6時ごろに裏山が崩れ、2階建て住宅の1階部分に土砂が流れ込んだ。救出活動は傾いた建物を重機で支えながら30人態勢で実施。午後0時半ごろ心肺停止状態の男性が見つかったが、同2時半に壁のノックに反応した生存者を確認した。千代子さんとみられる。男性は同6時25分に死亡が確認されたが、日が暮れた後も投光器に照らされた警察官らが長い影をつくり、周辺住民らが見守った。

この記事は有料記事です。

残り431文字(全文809文字)

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集