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公職選挙法違反(買収)で起訴されたにもかかわらず、なぜ前法相の河井克行被告(衆院議員)と妻の案里被告(参院議員)は議員辞職しないのか。こんな疑問の声を私も連日のように聞く。
新型コロナウイルスの影響で、多くの人々が苦しんでいる。飲食店の廃業が相次ぎ、激務が続く看護師らの夏のボーナスが下がった病院も少なくないという。ところが議員の仕事ができない夫妻が歳費とボーナスを全額もらう。おかしいと感じるのは当然だ。
無論、現段階では「推定無罪」が成り立つ。今後二人は地元議員らに現金を配った点は認めながらも、「通常の政治活動で、票の取りまとめを依頼する違法な選挙運動ではない」と主張するようだ。裁判の争点ではあるだろう。
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