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山は博物館

全国一の山梨県有林 大逆事件対策で下賜? /山梨

甲武信ケ岳の南側に広がる山梨県有林。奥に見える富士山腹も県有林だ=甲武信ケ岳山頂で、去石信一撮影

 山梨県は、森林面積のうち県有林が全国一の46%(15万8000ヘクタール)を占める。大半は明治天皇が下賜した御料林が起源で「恩賜林」と呼ぶ。明治末期の大水害の再発を防ぐため、荒廃した山林を地元が管理し、木材などを復興の財源にするために払い下げられた。一方、天皇殺害を計画したとされる「大逆事件」で動揺した社会を鎮めるため、皇室の威光を示したとの指摘もある。

 県有林は、「日本百名山」では富士山や八ケ岳、大菩薩嶺、甲武信(こぶし)ケ岳、瑞牆(みずがき)山、甲斐駒ケ岳、北岳などの山腹に広がる。多くは元々、明治維新以前から地域住民が共有し、樹木や草など生活の糧を得ていた「入会地」。維新前、県の半分近い20万ヘクタールあった。

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