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新種のシダムシ 90年間、他種と誤認 遺伝子情報で判明 鳥羽水族館

新種と判明したアカヒトデシダムシ。体長は4.1センチ=鳥羽水族館提供

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 鳥羽水族館(三重県鳥羽市)は14日、アカヒトデの体腔(たいこう)内から見つかった甲殻類のシダムシが新種と判明し、「アカヒトデシダムシ(学名・デンドロガステル アドハイデンス)」と名付けたと発表した。1931年に見つかった際には別のヒトデの名を冠した「ルソンヒトデシダムシ」と分類されていた。今回、同館の研究で約90年ぶりに新種のシダムシと判明し、同日から一般公開を始めた。

 新種のシダムシは2017年7月、同県志摩市志摩町御座の浅い海域で、同水族館学芸員の森滝丈也さん(50)が採取したアカヒトデの体内に寄生していた。体長は4・1センチ。体の枝分かれの仕方や触覚の形が既存のシダムシと違うため、広島大大学院生の吉本明香里さん(24)ら3人と共同研究し、遺伝子情報から新種と分かった。研究成果は7日に専門誌に公開された。

 このシダムシはアカヒトデのみに寄生するが、1931年に発見された際にはルソンヒトデシダムシと誤って認識されていた。シダムシは今回の新種を含め世界で35種、日本で9種が報告されている。森滝さんは「90年間も間違って分類されていたシダムシが新種と分かり、すっきりした」と話している。【林一茂】

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