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発言

コロナ禍のメンタルヘルス=山脇成人・日本脳科学関連学会連合前代表

山脇成人・広島大特任教授

 国連のグテレス事務総長は5月13日、新型コロナウイルス感染症の大流行に伴うメンタルヘルス対策を呼びかける提言を発表し、続いて世界保健機関(WHO)もうつ病、アルコール依存症、自殺などの増加を警告するとともに、各国政府に対策強化を要請した。日本では、感染症対策や休業補償などの経済支援対策は予算措置されたが、メンタルヘルス対策は従来の相談事業の拡充にとどまり、不十分である。

 もともと新型コロナ前から、うつ病患者は127万人と急増しており、その予備群は膨大な数に上る。今回の長期化するコロナ禍は、感染恐怖、外出自粛、失業など経済不安による慢性ストレスを引き起こし、水面下の膨大なうつ病予備群を一気に発症させることが容易に予測される。さらに、減少傾向にあった自殺者数の再急増が懸念される。経済が回復したとしても、貴重な人財の損失や機能不全は国の将来のさらなる危機につながる。コ…

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