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今週の気持ち

今週の気持ちは「うれしい言葉」

 「女・男の気持ち」(2020年7月9~15日、東京・大阪・西部3本社版計16本)から選んだ「今週の気持ち」は、東京本社版7月11日掲載の投稿です。

  ◆  ◆

<今週の気持ち>

うれしい言葉

 埼玉県川口市・山田敏子さん(無職・72歳)

 近くのショッピングモールの中に、たい焼き屋さんがある。夫も私も大好物なので、以前は週に1度は買っていた。中の小豆あんが美味だ。

 そればかりではない。店員さんの感じがよく、たい焼きを手渡すとき、にっこり笑って「おいしく召し上がれますように」と言ってくれるのだ。なんていい言葉だろう。心がほっこりする。

 初めて買ったときは若い女性店員さんだった。ご両親のしつけがよいのだろうか。それとも商品を手渡すとき、この言葉を添えるよう、マニュアルで決まっているのだろうか。

 2度目は店長らしき男性だったが、彼は「ありがとうございます」としか言ってくれなかった。なんだかつまらなかった。

 自粛生活から解放されて、久しぶりにたい焼き屋さんに出かけてみた。また、若い女性店員さんが「おいしく召し上がれますように」と、うれしい言葉をかけてくれた。その日は一日中、気分がよかった。

 たとえお店の方針でかけている言葉だったとしても、それでもいい。言葉は良好な人間関係を保つ手段だと思う。私も普段の生活で家族や友人など周りの人に、少しでも心が温かくなる言葉をかけたいと思っている。

 この暑さの中、熱々のたい焼きが食べたくなってきた。あのうれしい言葉も、また聞きたい。

  ◆  ◆

<担当記者より>

 「おいしく召し上がれますように」。たい焼き屋の店員さんからかけてもらってうれしかったこの言葉、恐らく店のマニュアルにあるのでしょうが、山田さんは「それでもいいんです。なーんか、あったかいんですよね」と話してくださいました。

 メールやSNSではなく直筆の手紙で、文字ではなく肉声で。人との距離を物理的に取らざるを得ない今だからこそ、よりぬくもりが感じられる交流に引きつけられるのかもしれません。読んでいて、担当記者も久しぶりにたい焼きが食べたくなりました。

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