中越沖地震13年 記憶の風化防ごう 津波も想定し避難訓練 柏崎で80人参加 原発事故やコロナ対策確認 /新潟

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眼下に海が見える高台で、吉田さんの話に耳を傾ける避難訓練に参加した住民たち=新潟県柏崎市宮川の西光寺で
眼下に海が見える高台で、吉田さんの話に耳を傾ける避難訓練に参加した住民たち=新潟県柏崎市宮川の西光寺で

 中越沖地震から13年となった16日、大きな被害を受けた柏崎市では、記憶の風化を防ごうと、市内一斉の防災訓練のほか、地域や学校単位で地震・津波に備えた避難訓練があった。原発事故を伴う複合災害への対応や、新型コロナウイルス感染症対策などの課題を確認した。【内藤陽】

 「こっちは海が目の前にあるんだから、やわな訓練じゃない」。東京電力柏崎刈羽原発から北に約1・5キロの宮川地区で、町内会長兼自主防災会長の吉田隆介さん(71)は意気込んだ。道路が波打ち建物が倒壊するなどの被害の出た同地区では地震後、毎年避難訓練をしている。

 住民約240人のうち参加した約80人が、自宅に近い寺や高台など6カ所に分散避難。午前10時に市の無線が流れると、水や食料、貴重品を入れたリュックを背負い、ヘルメットや帽子にマスク姿で続々と避難場所に向かった。

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