柏崎市で14日、増加傾向にあるイノシシによる被害軽減のため、市内の稲作農家を対象に電気柵の設置などを学ぶ研修会があった。繁殖力が強いイノシシの個体数を減らすには7割以上の駆除が必要で、駆除に加えて柵による防護、やぶの草刈りなどの緩衝帯の整備を組み合わせた対策が効果的だという。
講師は、鳥獣被害のコンサルティングをする企業「うぃるこ」(長岡市)の今村舟さん(30)。イノシシの生態と電気柵による被害防止対策を説明した。
イノシシ被害は、農作物や人身への被害、車との衝突事故などがあり、市内では水田での泥浴びによる水稲被害が主だ。イノシシは、体に寄生するダニを除去したり、体温を調節したりするため、泥浴びをするヌタ場を好む。
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