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九州豪雨の県内での農林水産関連の被害が18市町村中16市町村に及び、総額が22億6157万円(計1910件)に上ることが県の調査で分かった。水路や水田が破損する農業施設の被害が深刻で、13億4913万円と被害総額の約6割を占めた。復旧を急ぐ方針だが、調査が更に進めば被害が更に増える見込みだ。
被害が多かったのは、県西部の日田、九重、玖珠――の3市町で10億7882万円。九重町は5億5496万円と、全市町村で被害が最大だった。死者行方不明者5人を出した由布市も1億4185万円と県中部では突出した。
県の調査では農業関連施設は、土砂のために水路が詰まったり、流れ込んだ土砂のために田のあぜが壊れたりした被害が多かった。また、流れ込んだ土砂に稲が下敷きになる被害が拡大している。
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