メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「骨太の方針」スッカスカ 新味ないデジタル化・減災 目を背けた財政再建

経済財政諮問会議・未来投資会議合同会議で発言する安倍晋三首相(中央)。左は麻生太郎副総理兼財務相、右は西村康稔経済再生担当相=首相官邸で2020年7月17日午後4時52分、竹内幹撮影

 政府が17日に閣議決定した「骨太の方針」は、各省庁の新型コロナウイルス対応を優先させた結果、デジタル化の推進や防災・減災対策といった既視感のある政策が並んだ。医療分野では、医療界と政府の主張が平行線をたどった。コロナ禍を踏まえ、中長期的に目指していく経済社会の具体像は明示されず、空疎な内容にとどまった。

 「世界が新型コロナウイルスの流行という歴史的な危機に直面する中で、我が国として思い切った社会変革を果敢に実行することによって、未来を切り開いていく」。安倍晋三首相は17日、経済財政諮問会議と未来投資会議の合同会議で、今回の骨太の方針の意義を強調した。

 骨太では、行政の電子化を意味する「デジタルガバメント」の構築を「一丁目一番地の最優先政策課題」と位置付けた。新型コロナ対策では個人や企業に対して政府から現金を支給する制度が目玉になったが、オンライン手続きが円滑に進まず、二重払いや情報漏れも相次いで混乱を招いた反省を踏まえたものだ。

 行政の電子化は、2001年に森内閣が「e-Japan戦略」を掲げてから20年来の課題だ。第2次安倍内閣が策定してきた骨太にも毎年記載がある。にもかかわらず、19年3月末時点…

この記事は有料記事です。

残り2248文字(全文2756文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ラグビー元日本代表、湯原祐希さん死去 36歳 トレーニング中倒れ

  2. 岸田氏、古賀氏と決別決意? 派閥パーティー招待せず 総裁選対応に不満

  3. 「サカキバラとは違う。必要に迫られて」 座間事件9人殺害・白石被告一問一答(その1)

  4. 暴走のトランプ氏か言葉に窮するバイデン氏か 「史上最悪」醜態のテレビ討論会

  5. 新型コロナ 市町村別感染者数 /千葉

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです