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『明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ』=中村真人・著

『明子のピアノ 被爆をこえて奏で継ぐ』

 (岩波ブックレット・748円)

 75年前、広島で原爆の犠牲となった19歳の河本明子さんが家族と過ごした日常と、彼女が愛したピアノを巡る人々の思いをつづる。

 ピアノを弾くのが好きだった明子さんは動員学徒として奉仕作業中に被爆し翌日、亡くなった。2002年、空き家になっていた自宅を取り壊す際にピアノは処分されそうになるが、事情を知った調律師が引き取るところから話が動き出す。

 ピアノは修復され、毎年平和コンサートが開かれるように。マルタ・アルゲリッチら多くのピアニストに演奏され、海外にも紹介される。「明子のピアノ」をテーマにした新作ピアノ協奏曲の初演が今夏予定されるなど、心ある人々がつながり合い、驚くべき展開を見せる。

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